バルサンで火災報知器が鳴った!?対処法&事前にできる対策まとめ

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こんにちは!管理人Yです♪

 バルサンを使った瞬間、「ピーピーピー!」とけたたましい警報音が…💦
 こうした自体は避けたいものですが、起きてしまったからにはしっかりと対処したいですよね。

 今回は、火災報知器が鳴ってしまったときの対処法や、鳴らさないための対策を分かりやすくまとめました!

 バルサンで火災報知器が鳴るかどうかは、設置されている火災報知器の種類によって変わってきます。

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バルサンが反応してしまう可能性があるのは、『煙感知器』です!

 火災報知器には、大きく分けてこの2種類があります👇

  • 煙感知器(スモークセンサー)
  • 熱感知器(ヒートセンサー)

 このうち、バルサンに反応するのは“煙感知器”だけ
 バルサンの“煙”がセンサー内に入ることで、「火事」と誤認されちゃうんですね💦

煙感知器と熱感知器の見分け方

 煙感知器タイプと熱感知タイプの見分け方についてご紹介いたします!
 それぞれのタイプの違いは、目視で簡単にチェックすることが出来ます。

煙感知器網状の穴があいている
熱感知器銀色の円盤や突起、穴はなし

実際に鳴ってしまったら?火災報知器の止め方

 火災報知器が鳴ってしまったら、まず慌てずに種類をチェック!

住宅用火災警報器の場合

 ご自宅にあるようなタイプなら、止めるのは比較的カンタンです🌟

  • 本体の赤い点滅ボタンを押す
  • 古いタイプは、ぶら下がっているヒモを引っ張る

 これで警報音は止まります。

自動火災報知設備の場合

 マンションやビル、オフィスなどの共用部に設置されている火災報知器の多くは「自動火災報知設備」というシステムに連動しています。

 これは、建物全体で火災を感知・通知するための本格的な設備で、一度感知器が反応すると、以下のような大きな警報が鳴り響く仕組みです。

 📢 ピンポンパンポーン!火災が発生しました、ただちに避難してください
 といった音声アナウンスや警報ベルが建物中に流れることも…。

 この場合、住人が個人で音を止めることはできません。

🔽具体的な対応手順は以下の通りです

  • すぐに管理会社に連絡する
    まずは、マンションの管理会社やビルの管理室に連絡を取りましょう。自動火災報知設備は、受信機(制御盤)という設備でコントロールされており、それを操作できるのは管理会社や防災設備業者だけです。
  • 状況を正確に説明する
    「バルサンを使用中に煙感知器が反応してしまった」と、原因を正直かつ正確に伝えることが大切です。誤作動と判断されれば、システムのリセット対応がスムーズに行われます。
  • 管理会社の指示に従う/防災業者の到着を待つ
    設備によっては、防災設備業者の現地対応が必要になることもあります。この場合、現場確認→受信機操作→報知システムのリセット、という流れになるため、復旧までに数十分~数時間かかる可能性があります。
  • 近隣住民への説明・謝罪も必要なケースも…
    建物全体に警報音が鳴るため、他の住人が「本物の火事だ!」と思って119番通報することもあります。すると、消防車が何台も駆けつけてしまい、大ごとに発展してしまう可能性も😱

 実際にあった例として、「バルサンで誤作動を起こしてしまい、消防車4台が出動→全住民避難」というケースも…。
 そうならないためにも、事前の準備と迅速な対応が重要です。

鳴らさないための対策3選

① 専用カバーで感知器をガード!

 煙感知器には、バルサン使用前に付属のカバーをかけておくのが鉄則!

  • カバーを感知器にかぶせる
  • 紐を引っ張って密閉
  • 使用後は必ず外す!
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カバーを外し忘れると、本当に火事が起きた時に感知されなくなりますので絶対に外しましょう⚠️

② 「霧タイプ」のバルサンを使う

 火災報知器を気にせずに使える、煙の出ない“霧タイプ”のバルサンも人気です💡

  • くん煙剤ではなくミスト状なので煙感知器が反応しない
  • 賃貸マンションやオフィスにも安心

 ただし!霧タイプでもガス警報器には反応する可能性があるため、そちらにもカバーを忘れずに☝️

③ 使用前の環境チェック

 現在、バルサンには6畳以下で使用できるタイプは無く、最小規格は6~10畳用です。
 狭い部屋だと煙がこもりやすく感知器が反応しやすくなりますので、事前に部屋の広さを確認して使用するようにしましょう。

 また、使用前にはこの確認も忘れずに👇

  • 火の元がないか?(コンロ・ストーブ)
  • 換気扇や窓の状態は?
  • 感知器の周りにホコリが溜まってないか?

焦らず冷静に!事前準備でトラブル防止を

 バルサン使用時に火災報知器が鳴ってしまうのは意外とよくある話。
 でも、煙感知器が反応しやすいことや、警報が鳴ったときの対応が機器の種類で異なることを知っていれば、落ち着いて対処できます。

 専用カバーの装着や煙の少ない霧タイプを選ぶ工夫、火の元や感知器の位置確認などの事前準備が、誤作動によるトラブルを防ぐカギです。

 次に使うときは、ぜひ今回のポイントを思い出して安全にバルサンを活用してくださいね😊

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